はるちんのひとりごと

自分の思いを自分の言葉で。喜びも悩みも不安も悲しみも、ぜんぶひっくるめてこの生き方が、誰かの心を救えたらいいな。私の言葉が誰かの人生を照らせたら最高だなぁ。 "絶望だって、分かち合えれば希望になる"

夢縛り

 

どんだけ言葉を尽くしたって

自分が本当に伝えたいことは言葉にし切れないし

いつだって本当に伝えたいこととは

少しズレたことしか書けないでいる。

 

私は心に、どれだけの「下書き」をためているんだろう。

 

会話だって、そうなんだろうな。

 

ほんとのほんとのほんとのことなんて

みんなほんとに言葉にして伝えられてるのかな。

いやむしろ言葉にするとかいう段階の前に

自分のほんとの気持ちを100%正確に

理解することなんてできるのかな。

 

 

でもそもそも"ほんとの気持ち"って何だろうな。

私が今この瞬間言葉にした思いだって

ほんとの気持ちのはずだし、言葉にできずに

押し殺した気持ちだってほんとの気持ち。

 

 

就職活動において大切なこととは何だろう。

なるべく早く、一社でも多くの内定を貰うことが

正解ではないことくらい分かっているけれど、

それでも気付けばいつの間にか私は順調に

「就活生」になっていたし

全国津々浦々それなりに駆け回っている。

 

 

全国の就活生に揉まれながら、ふと考えた。

 

よそいきの自分を作って

自分の飾り方を完璧に身につけることが就活なら

そんな就活ってしんどいな。

 

 

でもきっと、こういう心のモヤモヤをも含めたものが

「就職活動」なんだろうな。

 

 

夢はある意味で

自分を縛り付けてしまうものにもなりうる。

「夢がない」という意味で。

 

友達が大学を辞めた。

やりたいこともなく、叶えたい夢もない。

目的なく入学して始まった大学生活は

思い描いていた"自由"とは違ったものだった。

授業だって、何一つ自分に響く内容のものには出合わなかった。

選択したのは、「退学」という道。

 

そんな彼女を

一体誰が責めることができるだろうか。

 

私には"頑張る理由"があるけれど

でもそれは、たまたまあっただけだったのかも知れない。

 

たまたま この大学で、たまたま この3年の間に

たまたま見つけることができただけなのかも知れない。

 

 

 

 

悲しみを感じるのが辛いからって

悲しむことすっとばしてたら

きっと心は壊れちゃうから

ちゃんと悲しむことってきっと大事なんだよね。

 


毎日それなりに全力で生きているけど

いつまで経っても自分に自信は持てないし

 

1年後の自分は、何か変わっているんだろうか。

 

 

夢を見つけて夢を語って

夢があったから繋がれた人がいて

夢を叶えたいと思い続ける毎日のなかで

 

それと同時に

この世界って一体なんだろうな、という気持ちになる時がある。

 

 

就活ってなんか、自分の人生提出して

採点されて添削される感じだ

自分のことを心の底からすきだと思ったことなんか

1回もない自分のことPRして

過去も現在も未来も引っ括めて

自分はあなたの会社に貢献できますよって報告するの

 


周りと自分を比べては自己嫌悪に陥って、でも、

周りから見た自分の評価が上がったり下がったりしたって

自分がいる位置が変わるわけでもなくて。

 

自分の本音は自分にしか分からなくて、

自分に正直に生きることが1番良いんだって頭では

わかっているけどでも実際そうはなりきれない自分もいて。


でも、どれもほんとの自分なんだ。

就活頑張りたいと思ってる自分も、

素の自分でいたいと思ってる自分も。

 

自分で選んだ道だろうが辛いことは辛いし、

吐き出して「よし明日も頑張ろう」って思えるのなら

溜め込むより吐き出して楽になるほうがよっぽど良いよね。

 

 


好きになれない部分を、願いに変えることもできる。

寂しさや悲しさや悔しさを思いやりに繋げることもできる。

 


私にしかできないことってなんだろうな。

私じゃなきゃだめなことってなんだろうな。

そもそもこういうことを求めすぎなのがだめなのかな。

 

 

でもやっぱり、どんだけ悩んで藻掻いたって

人生の岐路の選択を、悔いの残るものにはしたくない

っていう思いだけは確かにあるんだよなぁ。

 

 

 

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(2019.4.3 , Tokushima)

 

自分が叶えられなかった夢は

誰かの夢に託すことができる

最近その素晴らしさを知ったよ

 


素敵な先生になってね、