はるちんのひとりごと

自分の思いを自分の言葉で。喜びも悩みも不安も悲しみも、ぜんぶひっくるめてこの生き方が、誰かの心を救えたらいいな。私の言葉が誰かの人生を照らせたら最高だなぁ。 "絶望だって、分かち合えれば希望になる"

心の、中心点からの絶対値

スマホを変えた。

 

6000枚近くあった写真の整理をして

必要か不必要か1枚1枚選別しようかと思ったけど、

なんだかそれは、別にいいかなと思った。

 


美味しいものを食べたり誰かと出かけたり

美しい景色に出会ったり

その度に写真を、沢山撮るほうだと思う。

 


でも、写真に残したいと思うその瞬間は

自分が心から楽しくて思いっきり笑ってる時か

悔しくてやり切れなくて

やり場のない気持ちの行き場になってくれた景色と出会えた時か

どちらにしても自分の心が揺さぶられたり

強く動かされたりした時だなって気づいた。

 


日常を

自分が見せたいように

魅せたいように

残したいように切り取った瞬間に

それは日常じゃなくなって


だから写真を撮る瞬間というのは

自分の中では色々考えた結果のものだったりもする。

 

 


4年間使ったスマホにはそれなりの景色が残っていて、

自分の心境を的確に表してくれた本の中の文章も

大好きな先生の講義で聞こえてきた文字を

拾うように聞いてとった板書も

何気なく行ったごはんの後に食べたパフェも

 

こんな自分を励まそうと

画面いっぱいの長文を送ってくれたそのスクショも

 

爆笑しとるとこ撮りたくて

何テイクも撮るの付き合ってくれたツーショットも

 

初めてのドライブで連れて行ってもらえた夜の海も

まっすぐな地平線と真夏の夕焼けも

歩道橋の上から一緒に見た寒空の下のストロベリームーンも

 


写真を振り返なければ

思い出すことなくうっかり忘れてしまうところ

だった瞬間が沢山あった。

 


あの時には

もらう言葉全てがキラキラで

lineの通知が来るたびに心踊った

自分にとってあんなに特別で大事だった人も

 


過ぎてしまえばこんなにあっさりと忘れてしまうんだと

人間の脳が単純なのか

自分の性格が淡白なのか分かんないけど

いろんな日々を乗り越えて

4年前には全く想像してなかった今を生きている自分に

自分で少し驚いている。

 

 


何かを言われて

何かが起こる度に頭をフルに使って

その度にいっぱい落ち込んでいっぱい嬉しくなって

昔はこんな性格がすごく嫌だったけど

 


これからの人生も、こうだといいなと

今ならそう思う。

 


自分1人だと何も動かない心も

誰かが交われば想定外の化学反応が起こって

自分の中の予定調和が壊されていく。

 

 


私の大好きなタレントさん、滝沢カレンが言っていた。

 

楽しさ、嬉しさ、辛さ、苦さ、優しさ、

全部のことを味あわせてくれるのが恋愛だ、って。

 


確かにそうだ。

 


こんなに自分のタイプに合った人は

他にいないんじゃないかと思ってた人のこと

好きと言われて初めて

自分は恋愛として好きなわけじゃなかったんだと

気づいたこともあった。

 


人として好きと思ってた部分も

向こうが恋愛感情を抱いていたから成り立っていた

関係性だったのかもしれないと思い始めたら

なんだか何を信じたらいいのか分かんなくなって

自分の中の判断材料がなくなって

頭が混乱して


想ってくれる誰かがいることは幸せなことで

恐れ多いとも思ってるくせに

その裏でこんなことを考えている、

私はそういう人間です。

 


泣いてるのは君のせいじゃないからと言われたって

その涙を作ったのは自分なんだと思っちゃうのさ

二つはほぼ同義なんだよ

 

 


噛み合っていないとこも愛しあえれば

分かり合えないとこも笑い合えれば

こんなに素晴らしいことはないよなぁって

そんな変化をもたらしてくれる誰かと出会えて

関係を続けていけますように。

 


嫉妬はダサいことだと思ってたけど

いっぱい嫉妬する人生もいいかなって

今ならそう思っていたりもする。

 

 


全てを言葉で説明しようとすること

すべての物事に意味を見出そうとすること

そんな貧しいことはやめよう。

 


言葉にできない感情も大切にしていこう。

理性じゃ抑えられない感情もちゃんと大切にしよう。

 

 


なんだか今は、そういう気持ち。

 

 

 

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