はるちんのひとりごと

自分の思いを自分の言葉で。喜びも悩みも不安も悲しみも、ぜんぶひっくるめてこの生き方が、誰かの心を救えたらいいな。私の言葉が誰かの人生を照らせたら最高だなぁ。 "絶望だって、分かち合えれば希望になる"

「分かってほしい」が消えるまで

 

 

今日は、人材バンク主催の

「伝えるコツセミナー」というイベントに

学生ボランティアとして参加してきました。

 

 

 

講師の電通の方のお話は、

さすがだなぁと思わされるものばかりで

吸収したいことに頭が追いつかない状態でした。

 

 

 

 

 

 

「どうやって伝えるか」を考えることは

団体や活動の意義や目的、目指すものを考えることに

つながるということ。

 

 

 

「伝えること」とは、informationではなく、

communicationだということ。

 

 

 

学んだことや思ったことは

ここに書き切れないほどたくさんあったけど、

1番強く思ったのは

メンバーのみんなと一緒に受けたかったなということ。

 

 

 

 

こういうことは、自分1人ではなくて

メンバーみんなで考えて行動していくからこそ

それが次のゴールにつながったり

団体として新しい課題を見つけるきっかけに

なったりする。

 

 

 

 

でも、会議もイベントも

いつも回していくことに必死で、

常に時間とタスクに追われながらやってきました。

 

 

 


「自分たちの団体がどう見られているか」について

考える時間があったのだけど、

それを書き出してみただけで、

「なんだ、課題だらけじゃん。」と気づいた。

 

 

 

 

 

課題も目標も

この団体の良いところも悪いところも、

1人じゃなくみんなで見つめて考えるからこそ

この団体でやっていく意味があるのだと思うし、

 

 

団体としての目標はみんなにとって同じなはずなのに、

私が思い描くその目標へのベクトルの大きさやモチベと

私じゃないメンバーのうちの誰かが思うそれは

きっと少しずつ違っていて、

 

 

 

その違いを感じるたびにモヤモヤして

呑み込めば呑み込むほど

それはどんどん大きくなって。

 

 

 

 

 

 

なんだろうなぁ。

ただ「続ける」だけじゃなくて、

同じ思いを持って、同じモチベーションを持って

駆け抜けたかったなぁって

そんなことを思って、切なくなっちゃった。笑

 

 

 

 


本当の楽しさもやりがいも

自分で見つけようとするから見つかるものだとは

思うけど、

 

 

でも、それを見つけるのをサポートしたり

一緒にいろんなことに挑戦したり

結果的にはそういうことができなかったのだと

分かってしまうと

 

 

 

先輩としての役目を果たすことは

あまりできんかったんかもしれんなぁと思って

なんとも言えない気持ちになったり。

 

 

 

 

 

課題だって、自分たちの団体の何が課題かなんて

人に言われたから解決していくというよりも

自分たちで見つけていかなきゃきっと意味なくて、

 

 

「もっとイベントに行って人脈つくらなきゃだめだよ」

とか

 

「メンバーがだっぴしてないのに

 参加者をだっぴさせられるか」とか

 

 

 

 

確かにその通りなんだけど、

でも私は、そういうものは、できれば

メンバーと過ごす中で見つけてきたかったなぁ

って思うんです。

 

 

 

もっと自分から地域に出て行かないと

得られるものも得られないなぁとか

 

 

まずは自分が変わらないと

何を言ったって説得力はないし、

人を変えることもできないんだなぁとか

 

 

 

自分の経験としてそういうことを感じて

それをメンバーと共有して、

同じ志を持って活動してきたかったなぁって

 

 

そんなことをあれこれと思いました。

 

 

 

 

勿論、その時その時で起こってきたアクシデントに

一生懸命対応してきた結果が今であって、

 

 

 

私自身はこの団体に入って良かったと

心から思っているし、

1人じゃなくみんなで作り上げるからこその

楽しさや苦労、やりがいも感じてきました。

 

 

 

 

 

いくら参加者のことを思って作り上げるイベントであっても、

やっぱり1番は自分のために活動してきたことであり、

たった2年間所属しただけで

こんなに変わることができたという意味では

すごく大きなものを得られ、

かけがえのない時間を過ごしてきたと思います。

 

 

 

 

思うんだけど、

欲を言えば、

それをみんなで思いたかったなぁって

思っちゃうんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか悲しい内容を書いてごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

でも、そう願いたくなっちゃうほど、

みんな大好きで素敵なメンバーだった

ってことなんだろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が思っていることを100%完璧に伝えて

分かってもらうなんてきっとできないけど、

 

 

 

分かってほしいなって思うってことは

それだけ相手のことを信頼していて、

思い入れがあるってことなんだろうなって思います。

 

 

(どうでもいい人に対して、自分のことを

分かってほしいなんて思わないですよね、)

 

 

 

 

 

 

 

 

「分かってない」は、「分かってほしい」の裏返し。

 

「分かってほしい」は、

そう思うほど自分にとって相手が

大きな存在だということ。

 

 

 

 

そう気付いたら、

できなかったことも叶えられなかったことも

いっぱいあるけど、

 

 

やりたいことやって、

自分にとって大事な人たちがいっぱいできて、

実はとても幸せな時間を過ごしていたんだなって

今日改めてそう思いました。

 

 

 

 

 

(うーん、できなかったことばかりに目が行って

 ついつい見失いかけてたなぁ…。)

 

 

 

 

 

 

これを伝えることで

人になんて思われるかを恐れて

言いたいことを飲み込む瞬間って

どんな相手であってもなくなることはなくて

 

 

 

過ぎたあとで、やっぱり言えば良かったなぁとか

本当は○○したかったなぁとか

色々思ってしまうこともあるけれど、

 

 

 

 

でも、まぁ、

 

 

 

「周りの目にはどう映るか」とか、

「全然話せなかったらどうしよう」とか、

そんな不安な気持ちになって

できない理由を見つけるよりも

 

 

自分の気持ちに素直になって

「行きたいから行く」ができるようになりました。

 

 

 

 

まだまだ小心者の自分だけど、

1人でイベント行けるようになるまでには

成長しました。

 

 

 

 

 

 

とさ。☺

 

 

 

 

 

 

自分の姿を見て、「変わりたい」と思ってくれる

誰かがいるって

ほんとにほんとに、嬉しいことだよね。

 

 

 

 

自分だけじゃなく、

周りの人たちを巻き込んで変わっていける

 

 

 

そんな人間に、なれたらいいなぁ。

 

 

 

 

おわり。