はるちんのひとりごと

自分の思いを自分の言葉で。喜びも悩みも不安も悲しみも、ぜんぶひっくるめてこの生き方が、誰かの心を救えたらいいな。私の言葉が誰かの人生を照らせたら最高だなぁ。 "絶望だって、分かち合えれば希望になる"

素直になりたい

 

 

 

素直になるのって、大事なことだ。

 

 


お寿司が好き。

そら豆が嫌い。

旅行に行きたい。

 

 

 

 

 


こんな気持ちは、簡単に言えるのになぁ。

 

 

 

 

 

 

私には、言えない感情がありすぎる。

 

 

 

 


悲しいとき、

 

悔しいとき、


なんでなん!って怒りたいときも

 

 

 


全然大丈夫じゃない「全然大丈夫」を、

まるでほんとにその通りかのように言ってる

自分がいる。

 

 

 

 

 

 

 


あれが好き、

これがきらい、

あれがしたい、

これがしたくない。

 

 

 

 


こんなふうに
なんでも素直に口に出して言えたらいいのに。

 

 

 

 


なりふり構わず


いっぱい笑っていっぱい泣いて


いっぱい感情表現ができたらいいのに。

 

 

 

 

 

 

 


素直な人って、愛される。

 

 

 

 

この人はこんなこと考えてるんだな、


これが好きなんだな、


あれが嫌いなんだな、って、

 

 

 


感情が分かりやすい人って、関わりやすいから。

 

 

 

 


素直になるのが大事なことだって、

ちゃんと分かっている。

 

 

 


わかっている。

 

 

 

 

だけど私は、素直になれない。

 

 

 

 


思ってること、感じてること、

思い切って言葉にできればいいのに

 

 


物心ついて何年間も、それが全然出来ないでいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな私は、たまに思ってしまう。

 

 

 

 

 


素直とわがままの違いって、何だろう。

 

 

 

 

 

 


相手との関係性を考えない発言って、素直なのかな。

 

 

 

 


言い方を考えない発言って、素直なのかな。

 

 

 

 

 

ぐって堪えたこの思いは、あの言葉は、

 

 

 

一体どこに行くんだろう。

 

 

 

 

その言葉が持つ意味、相手のことを思って

「言わない」ことを選んだその言葉より、

 

 

 

 

その言葉や言い方が相手にどんなふうに届くか

考えられることなく発せられたその言葉のほうが、

 

 

 

 

素直でいいねって

素直なのは大事なことだよって

 

 

 

評価されるこの世界で

 

 

 

 

 

 

 

言わなかった言葉は、どこに行くんだろう。

言えなかった思いは、どこに行くんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

消えてなくなれば、いいのかも知れない。

 

 

 

 

見えなくなって、忘れられればいいのかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 


素直な人って、愛され上手。

 

 

 


いろんな人に、いっぱい愛されていいなぁって思う。

 

 

 

 


だけど、思われるんだろう。

 

 

 

 


だったら素直になればいいじゃん。

 


思いを言葉にすればいいじゃん。って。

 

 

 

 

 


そんなの自分が1番思っている。

 

 

 

 

 

 


素直になれたら、いいのになぁ。

 

 

 

 


愛してほしいって、言葉にできたらいいのになぁ。

 

 

 

 

 


どうして私は、言葉じゃなくて涙が出てくるんだろう。

 

 


伝えたいことはたくさんあるのに、
どうしてそれを的確に表現できる言葉を
見つけられないんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


愛されたいって思ってる自分のことは、好きじゃない。

 

 

 


だって、いろんな人が愛してくれているのは

頭ではちゃんと分かっているから。

 

 

 

 


言葉にされんと愛されてるって実感できないのは、

言葉にされなければそう思われてると思えない、

自分の自信のなさの問題だから。

 

 

 

 

 

 

 

 


負け惜しみな悔しさだって

 

その感情をちゃんと認めて

 

 

負けたくなかった、

悔しい、悔しい、って

言えればいいのに。

 

 

 

 

 


そんなこと言ってる自分、

人にはどう見えるんだろうって
気にしてしまって言えない。

 

 

 

 

 

 


ほんとは悲しかったことも、
全然いいよって
気にせんでねって
そんな言葉しか出てこない。

 

 

 

 

 

相手を困らせたくないのもあるけど、


本当はそんなことで悲しんでる(怒ってる)人間だって

思われたくないって思っているから。

 

 

 

 

心の中ではこんなこと思っている自分。

だけど人はみんな、「優しいね」って言う。

 

 

 

 

こんなにこんなに真っ黒なのに。

 

 

 

 

泣き叫んでぶつけたくなる思いを抱えながら、

「そんなことないよ」って言ってみる。

 

 

 

 

優しいってなんなんだろう。

 

 

 

 

思いを堪えること?

 

自分を出さないこと?

 

 

 

 

優しいって言われるのが嬉しくない人がいることを

考えたことありますかって

 

 

 

喉まで出たその感情を

ゴクッて飲み込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢中で取り組める趣味も

みんなに自慢できる特技も

 

 

 

なんにも取り柄がない自分だから

せめて優しい人間でありたいと思って生きてきたけれど

 

 

 

 

 

 

優しい人間になりきれなくて


こうやっていつも、自分の未熟さにぶちあたる。

 

 

 

 

 

 


自分が好きな自分に、いつになったらなれるんだろうなぁ。

 

 

 

 

 

*****

 

 

 

 

自分のことを好きになり切れない自分のことを

それでも好きだと言ってくれる人がいる。

 

 

 

 

 

 

自分のことが分からなくなりすぎて、

 

 

長所と短所を聞いた。

 

 

 

 


<長所>
・視野が広い、考え方が多様、固定観念が無さめ
・聞き上手
・人を否定しない
・落ち着いて考え行動できる
・全ての人のことを考えられる
・カッとなって感情に任されて行動しない
・客観的に物事を考えられる
・遂行力がある
・ことばが優しい
・目がきれい
・物知り、幅広い物事に興味がある
・文章力がある
・感動することができる
・せかせかしてない
・細かいことを気にせずグチグチ言わない
・わがまま言わない、ねだらない
・自分のことは自分で解決できる
・当たり前のことを当たり前にできる

 


<短所>
短所というか課題、みたいな感じね
・怒るより先に諦めてしまう(人に対して)(まあ時には必要なことでもあるけど)
・男運あんまない(びっくりする時ある笑)
・自分に自信がなさすぎ

 

 

 

 

 

長所と短所なに〜?って一言聞いただけなのに、

こんなにいっぱい答えてくれた。

 

 

 

 

 

 

涙が出るくらい、嬉しかった。

 

 

 

 

 

多分私は、みんなに愛される人間にはなれない。

 

 

 

 

だけど、自分を大切にしてくれる人を大切にすること。

 

 

 

忘れかけてたこのことを、久しぶりに思い出した。

 

 

 

 

伝わらないことに悲しくなるよりも

分かってくれる人がいることに喜びを感じ

その人に感謝できる人間でいたい。

 

 

 

 

 

すべての人に自分のことが分かられなくても

 

 

 

こんなにそばで見てくれてる人のことを

見失ってしまわないようにしたい。

 

 

 

 

 

毎日いろんなことがあるけれど

 

 

大切なことを忘れてしまわないように

また明日から生きていこう。