はるちんのひとりごと

自分の思いを自分の言葉で。喜びも悩みも不安も悲しみも、ぜんぶひっくるめてこの生き方が、誰かの心を救えたらいいな。私の言葉が誰かの人生を照らせたら最高だなぁ。 "絶望だって、分かち合えれば希望になる"

会いたい人に、会えていますか

最近ある子に、ごはんに誘われました。


よくよく考えてみれば

その子と1対1でごはんに行くのは初めてのことで
なんだかちょこっとだけ、緊張してしまいました。

 


「ごはんに行きたいです」から始まって
「私がお店決めます」、「予約しました」。


私がなんにもしない間に
その子が全部決めてくれて、

素晴らしい行動力だなぁと感心していました…

 

 

春休みの予定を話していた時、その子の話の中に
「会いたい人に会いに行くんです」
という言葉が何度も出てきました。


その中の1人に、自分のことも入れてくれていて
光栄だなと思うと同時に
ちょっと思ったことがありました。

 

 


自分は、会いたい人に、ちゃんと会いに行っとるかな…

 

 

こんなことを、思い出しました。

 


私にはずっと

会いに行きたかった人がいました。

 

自分の今までの生き方とか

物事に対する考え方とか

 

20年かけてつくられた自分が

その人との出会いで一気に覆された、

 

そんな人でした。

 

 

 

とにかく知りたい、

わかりたいという自分の気持ちを大切にすること。

人の顔色をうかがうことをできるだけやめること。

 

自分の心が動く学びを大切にすること。

 

 

ちょっとずつ世界を広げていこうとする覚悟が

自分の生き方を少しずつ形作っていくということ。

 

 

あなたの言葉が、人の心を動かします。

自信をもって、まっすぐ人に会って、

書き続けてください。

 

読んだ人が力をもらっていますよ。

時を超えて、半永久的に自分を伝えることができるということ、これが「書く」ということなんです。

 

ささやかだけれども、大切な一歩を踏み出し始めたね。

いまのあなたを見ていると、心が元気だった

かつての自分を回復したいという願いを感じるし、

ちょっとずつ、自分で足を踏み出そうとしていることも感じます。

 

1人で、ゆっくり立ち止まりながら

毎日過ごせるようになるといいかもね。

あなたには力があるから、自分を回復することが

できるようになるよ。

 

 

今思い出せて、ここに書ける

その人からいただいた言葉はこれくらいだけれど

私はその人から、大切なことを本当に沢山教わりました。

 

 

私が生きづらさを抱えて生きていることも

小さな勇気を出そうとしていることも

その人にはちゃんと伝わっていて

 

自分が踏み出そうとしていることは

間違いじゃないんだって思わせてくださる

 

そんな偉大な人でした。

 

 

 

でも、ずっと、会いに行く勇気が出なくて

先延ばしにしていました。

 

 

それでもやっと、会いに行こうと決意し
「会いに行きます」と伝えました。

 

 


けれどもその人は、

自分が会いに行こうとした日の朝早くに


天国に旅立たれました。

 

 

 

こんなことあるんだ、って

ショックで何も考えられませんでした。

 

時間が経つごとに、自分を責め立てるような後悔が

襲ってきました。

 

 

こんなにこんなにお世話になったのに、

どうして自分は会いに行かなかったんだろう、

 

 

死期が近づいているって知らされていたのに
どうして会いに行こうとしなかったんだろう、って。

 

 

 

最後のお別れとして、その人に会いに行きました。

 


でも、その人はもう

私が知っているその人の姿ではなくて

 

 

 

その時に、気付きました。

 

 


変わり果てたその姿を目にするのがずっとこわくて

 


会いに行くのを渋ってた理由が

そこにあったんだ、って…。

 

 

 

あぁ、自分、その人の「死」から逃げてたんだって

その時にやっと気がつきました。

 

 

 

 

 

会いたい人に、会えていますか?

会いたい人に、会いたいと伝えていますか?

 


家族も友達も恋人も恩師も
いつ会えなくなるかなんて分からない。

 

「ごめんね」も「ありがとう」も「会いたい」も
伝えたい時に伝えとかないと


伝えなかったことを後悔する時が

きっといつかやってくる。

 

 

 

会いたい人がいる、というのは

すごく幸せなことです。

 

それくらい、自分にとって大きな存在だって

ことだと思うから。 

 

 

 だけど

 

会いたい人に、会いに行くこと。

 

これは、自分も相手も

生きていないとできないことで

 

会えなくなってからじゃ、遅いんです。

 

 



これからは、

会いたい人には、ちゃんと会いに行こう。

 

 

これを読んでくれた人が

少しでもそう思ってくれたらいいな、

 

 

後輩が気づかせてくれた大切なことを

私も誰かに伝えたい。

 

そんな思いで書きました。

 

 

 

その人のこと思い出したら、

感情的な文章になっちゃったなぁ… 

 

 

その人からいただいた言葉を振り返っていると、

忘れかけていたことを、少しだけ思い出せたような

気がします。

 

 

 

あんな時でさえ、私は結局、自分の弱さに負けました。

 

目を瞑ったその人に、どれだけ言葉をかけたって

最後までその人に、本当の意味で

「お礼を告げる」ということができなかった。

 

 

だけど、私がその人から教わったことの中の

 

「書く」ということ。

やりたいことをやること。

心が震える瞬間を、大切にすること。

いい意味で物事を疑い続けること。

 

 

これらはすでに、自分の中の一部に

なりかけているような気がします。

 

 

 

言葉を交わせる距離にはいなくなってしまっても

その人は確かに、私の中で生き続けていて。

 

 

もう直接、感謝を伝えることはできないけれど

 

 

その人がくださった、形なき価値あるものを

一生忘れずに生きていくこと

 

 

きっとそれが、今を生きる私にできる

その人への恩返しになるのかな

 

 

会いに行けなかった自分、

いや、

会いに行かなかった自分を、

美化するわけではありません。

 

 

いっぱい後悔して、私なりに見つけた

亡き恩人への、せめてもの償いです。

 

 

 

そのことを考えられるきっかけをもらい

ずっと胸にしまっていたことを

やっと言葉にできるようになったのが

ちょうど今のタイミングで

 

 

その人からもらった言葉や

学んだことを胸に刻んで生きていくのが

自分の使命なのかなと思い、

「覚悟」として綴りました。 

 

 

 

ちょっと文章が、とっ散らかっちゃった、

ごめんなさい 汗

 

 

伝わってくれたら、嬉しいです。

 

それではまた!